トップメッセージ
萌え出ずる生命の健やかならんことを・・・
生命の誕生ほど私たちに生きる幸せを感じさせるものはありません。萌え出ずる命「赤ちゃん」の笑顔は希望のシンボル。
その子の一生が幸せであるようにと願って飾るのが節句人形です。私どもはそんな願いをこめて女の子には雛人形、男の子には五月人形を作り続けてまいりました。
日本古来より節句人形は、お子様の『お守り』として大切にされてきました。時代は大きく変わりましたが、子や孫を思う気持ちや幸せへの願いは永遠に変わることはありません。
「ひな人形のふるさと 鴻巣」の企業として、この大切な思いや伝統文化、職人技術をずっと守っていくためにも、時代に即したデザインなどに挑戦し続け、職人の技を未来へ継承していき、今後も良質な商品をお客様方にご提供できるよう日々研鑽を続けてまいります。
株式会社 マル武人形
代表取締役社長 関口 典宏

- 会社名
- 株式会社マル武人形(かぶしきがいしゃまるたけにんぎょう)
- 代表者
- 代表取締役社長 関口 典宏
- 所在地
- 埼玉県鴻巣市人形2丁目1番8号
TEL 048-541-3517
FAX 048-541-1711 - 創業
- 1946(昭和21)年9月
- 会社設立
- 1956(昭和31)年2月
- 資本金
- 48,000,000円
- 従業員数
- 25名
- 事業内容
- オリジナルブランドによる雛人形、五月人形、羽子板・破魔弓の企画・製作、卸・小売
OEM製作(他社ブランドオリジナル雛人形、五月人形の製作) - 取扱店
- 全国各地の問屋、小売店など約300社
- 加盟団体・組合
- 一般社団法人 日本人形協会
鴻巣ひな人形協会
鴻巣駅から徒歩で 約14分
鴻巣駅からお車で 約 8 分
事業紹介
製造事業

女性ならではの繊細な感性と、伝統的な雛人形の製作技術を融合させた、新しい形の雛人形をご提案いたします。
約400年の歴史ある「ひな人形のふるさと 鴻巣」の企業として、世襲制ではなく、3代続く埼玉県認定の女性伝統工芸士を中心に自社工房『平安道翠』の職人技術を守りつつ、未来へ継承すべく研鑽し、現代女性の感性を取り入れたデザインを提案しています。特に、衣裳の色彩や模様にはこだわりを持ち、洗練された美しい雛人形をお届けしています。オリジナルブランドの雛人形のデザイン・企画・製作を中心に、他社ブランドオリジナル雛人形のデザインの提案をし、OEM製作も行い提供しています。
衣裳製作班
縫製や色重ねなど衣裳に関する製作・デザイン・企画を行っています。
着付班
埼玉県認定伝統工芸士を中心に衣裳の着付け、振付け(腕の角度や手の位置など形の成形)をし、雛人形の胴体の製作を行っています。メディア取材などを受けた際、実演をご覧いただいているセクションです。
出荷業務部
仕上がってきた人形の胴体に頭差し(顔を取り付ける)を行い、検品梱包をし、全国各地のお得意様やエンドユーザー様のもとへ出荷をしています。
営業・企画事業

日本の伝統を未来へつなぐ架け橋 -
人形問屋の営業と企画
日本の大切な伝統行事であるひな祭りや端午の節句を彩る、雛人形、五月人形、羽子板、破魔弓。これらの人形や装飾品を企画・製作し、小売店へ届ける役割を担っているのが「問屋」です。問屋の中では、営業担当者は販売活動を行い、人形の魅力を伝え、企画担当者は新しい製品を生み出すための活動をし、新しい価値を創造することで、多くの人々に感動と喜びを届けているのです。
1. 営業の仕事 - 人形を世に広めるプロフェッショナル
営業担当者は、問屋と小売店を結ぶ重要な役割を担っています。単に商品を売るだけではありません。
- ●小売店への情報提供:新しい人形の情報やトレンド、販売戦略などを小売店に伝え、販売をサポートします。
- ●市場調査:実際に店頭に立ち販売することで、どのような人形が人気なのか、消費者は何を求めているのかを調査し、
企画担当者にフィードバックします。 - ●販売促進:展示会や商談会で人形をPRや商品の販売ポイントの説明、展示会後の小売店向けの販売キャンペーンを企画。
- ●顧客対応:小売店からの問い合わせ対応や、納品の手配、アフターフォローなどを行います。
つまり、営業担当者は、人形の魅力を伝え、より多くの人に届けられるように、様々な活動を行っています。
2. 企画の仕事 - 伝統と革新の融合
企画担当者は、時代の変化や消費者のニーズに合わせて、新しい人形を企画・デザインします。
- ●トレンド分析:最新の流行やライフスタイルの変化を分析し、人形のデザインに取り入れ。
- ●デザイン:人形の表情、衣装、小物、飾り台など、細部にまでこだわってデザインします。伝統的な要素を大切にしつつ、現代的な感覚も取り入れることで、幅広い世代に受け入れられる製品を目指します。
- ●素材選定:新しい素材や技術を積極的に取り入れ、より魅力的で高品質な人形を開発します。
- ●製造部門との連携:デザインに基づいて製造部門と連携し、試作品の作成や品質管理を行います。
企画担当者は、伝統を守りながらも、常に新しいものを創造していく、クリエイティブな仕事です。
3. 営業と企画の連携 - より良い製品を世に送り出すために
営業と企画は、密接に連携しています。
- ●営業担当者が実際に自分で店頭販売や市場調査で得た情報を企画担当者に伝え、製品開発に役立てます。
- ●企画担当者がデザインした人形を、営業担当者が小売店に紹介し、販売戦略を立てます。
販売事業

自社店舗での販売活動
自社で企画製作した商品を法人営業担当や商品企画担当が実際に店頭に立ち、販売をしています。商品の価格差や作りの違いをプロがお答えしています。
地域貢献活動

埼玉県より「埼玉県伝統工芸モデル工場」として雛人形の工房では、第一号に認定され、開かれた工房として自由に見学ができるように心掛けています。

鴻巣市内外の小・中・高校の社会科見学
《9月~11月のみ行っています》

「おおとり祭り」のブース出店

「鴻巣びっくりひな祭り」などイベントにおける製作実演

「鴻巣びっくりひな祭り」や「こうのす花火大会」などへの協賛
経営理念
- ■「ひな人形のまち 鴻巣」に位置する企業として、雛人形の製作技術の継承に力を注ぎます。
- ■節句人形を通して日本の誇るべき伝統文化の素晴らしさを知っていただき、
家族の絆づくりや思い出づくりをお手伝いします。 - ■会社の発展と従業員の生活向上につとめ、マル武人形の人形づくりに携わる職人たちと
私たちの仕事に関わる多くの関係者の豊かさを実現します。
- 1946(昭和21)年 9月
- 初代・関口武恭が鴻巣市本町7丁目4番30号にマル武商店を創業
- 1956(昭和31)年 2月
- 有限会社マル武商店を設立
- 1971(昭和46)年 6月
- 株式会社マル武人形に組織変更
工房名を「平安武政」として卸業を開始。
- 1975(昭和50)年 3月
- 『平安御所庭』シリーズ 発表
- 1980(昭和55)年10月
- 2代目・関口政道が代表取締役に就任。
- 1987(昭和62)年 4月
- 埼玉県より伝統工芸モデル工場に認定される(雛人形部門では第1号)
工房名を「平安道翠」として卸業を開始。 - 2003(平成15)年 6月
- 『極上仕立雛』シリーズ 発表
- 2008(平成20)年 8月
- 3代目・関口隆司が代表取締役社長に就任。
- 2008(平成20)年11月
- 日本人形協会より「節句人形アドバイザー」の店に認定される。
- 2015(平成27)年11月
- 代表取締役に関口典宏が就任。
- 2017(平成29)年5月
- 『HINA DOLL Collection』シリーズ 発表
- 2018(平成30)年5月
- 『皐月 -SATSUKI-』シリーズ 発表
- 2021(令和3)年5月
- 『Simple × Modern』シリーズ 発表
- 2024(令和6)年5月
- 『Nature』 シリーズ 発表